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キャストスペシャルインタビュー

佐倉綾音スペシャルインタビューVOL.2 佐倉綾音スペシャルインタビューVOL.2

―以前からこの「爆豪VS麗日」の収録を楽しみにしていたと聞きましたが?


まず、第21話の最後、デクくんに「決勝で会おうぜ!」って言うシーンの収録がすごく楽しみだったんです。ただ、私が演じたいお芝居と、共演者の皆さんがそこまで持ってくる空気感と、監督はじめ制作の皆さんが求めているお芝居…いろんな思いや考えがスタジオの中には集まっているので、一筋縄ではいかないなっていう覚悟はしていました。でも、そのシーンでは自分の好きなそのセリフを好きに演じさせていただけたので、「爆豪VS麗日」の収録に向けてのモチベーションがより一層上がりました。



―「決勝で会おうぜ!」の演技の充実感がうまく次に繋がっていったという感じでしょうか?


そうですね。第21話から「爆豪VS麗日」の収録までの間も「どうやって演じよう?」とヒマさえあれば考えていました。楽しいことは考えずにはいられないので(笑)。「ヒロアカ」は演じるうえでプレッシャーはありますが、ただプレッシャーなんじゃなくて、自分の中にポジティブな気持ちが生まれてくる作品なんです。その気持ちを現場でぶつけて、それがキャストの皆さんにしても、スタッフの皆さんにしても、打てばさらに響くという現場で、それが本当に嬉しいので、そのワクワクや信頼感みたいなものがすごくありがたいなと改めて感じながら準備していました。


―今回のお茶子はバトル回ということもあり、今までにないお茶子な気がします。そのあたりはどうでしたか?


はい、今回は叫びました!お茶子を演じるとき「可愛らしさ」ということがディレクションとしてあるんですが、今回はちょっと一歩はみ出して弾けるというか。例えば、お茶子は叫ぶときには可愛い甲高い声にはならないんじゃないかと思って、自分の思う「お腹から声が出せる女の子」っていうイメージで演じました。あとは、こみ上げてくるものをどこまで高みまで持っていけるかというのと、どこまで声がもつかのせめぎ合いでした。



―爆豪とのタイマン、岡本信彦さんとの掛け合いはどうでしたか??


意外と、怖くなかったです(笑)。爆豪くんが戦うシーンのアフレコを見ているときは「うわ、あんなの敵に回したらイヤだなー」と思っていたんですけど(笑)、お茶子の感情として「負けてない」っていう気持ち、「対等だ」っていう意識を強く持ちながらのお芝居だったので、気圧されることなく演じられたと思います。


―お茶子の「"強い"女の子」という一面がよく見える回ですが、その強さの源に「家族」というのがありますよね。


お茶子にとって家族はすごくポジティブな感情が生まれるものなんだと思います。デクくんたちには明るく振舞って余計な心配をさせない気遣いと、両親を思いやって頑張る気持ち。そんな優しさがお茶子にはあるし、そんなところが大好きですね。



―この「爆豪VS麗日」はお茶子のいろんな面が見ることができます。


ホントですよね!感情の切り替えの演技を頑張ろうと思いました(笑)。そんな切り替えができるお茶子はやっぱり強いと思いますし、「家族のために」という大きな芯が一本通っているので、本当に強い子なんだと思います。



―最後に放送を待っている皆様にメッセージをお願いします。


デクくんや家族から勇気をもらって、爆豪くんという強い相手に立ち向かっていきます。強さとか、弱さとか、お茶子のいろんなものが詰まっているお話になっていますので、楽しみにしていただきつつ、一緒にお腹に力を入れながら見てもらえればと思います!

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