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キャストスペシャルインタビュー

志田未来さん インタビュー 志田未来さん インタビュー

―2018年の劇場版第1作「2人の英雄(ヒーロー)」以来のヒロアカからのオファーを受けた時のお気持ちを教えてください。


まず、本当に嬉しかったです。アニメはずっと見させていただいていますし、原作もコミックスで読ませていただいていて。原作を読んで、メリッサが出ていたのは知っていたので、「もしかしたら…」と期待はしてしまっていたのですが、まさかこういう形でとは思ってもいませんでした。


―堀越耕平先生ご自身から「エルクレスはメリッサが作ったから、志田さんにお願いするのがいいのでは」と提案があったというお話を聞いていかがですか?


とにかく光栄に思いますが、まさかこんな最終局面で…。オールマイトとオール・フォー・ワンの戦いという、大事なお話に入っていくわけじゃないですか…?本当に私でいいの?と、すごくプレッシャーにも感じました。劇場版の時ももちろんプレッシャーはありましたが、ここまで歴史を重ねてきたヒロアカの最終決戦ということで、より期待に応えなきゃいけないという気持ちになりました。


―アニメシリーズをずっと追いかけてくださっているということで、この7期はどのように感じていますか?


いちファンとして、みんなが本当に成長したなぁ…って、親心のような気持ちで見てしまったりしていますね。あと、私はジェントルとラブラバが好きで、原作で最終決戦に2人が出てきたのを見てうるうるしてしまって…。しかもデクたちの味方として登場して。堀越先生のキャラクターへの愛をすごく感じられました。だから、この2人がアニメでも見れるというのが楽しみで仕方ありませんでした。もちろん原作を読んでいて感動したり、思い入れの強いシーンはたくさんありますが、アニメになった映像を見るとより「生きてるんだ」と感じることができて、すごく楽しませていただいています。


―そして今日の収録を迎えたわけですが、どういった準備をされてきましたか?


オファーをいただいてから、恥ずかしくて言えないくらいたくさん練習をしたんです(笑)。現場でどんな演出にも対応できるように、すごくAIっぽい喋り方や、メリッサがそのまま喋ってるようなものだったり、いろんなパターンを試行錯誤しながら練習していました。


―こう演じよう、ではなく、引き出しをたくさん用意されてきたわけですね。


おこがましいですが…。現場でパニックにならないように、と思って。


―そして本番を迎えました。いかがでしたか?


  • 昨日は全然寝れませんでした(苦笑)。『2人の英雄(ヒーロー)』を繰り返し見て、実は収録が始まる直前のついさっきまで見ていました。メリッサの声やお芝居はどんなだったかを思い出したりもして。いろいろ練習しましたが、今日の演出にあった「AIでありながらオールマイトに寄り添うような声」というパターンは練習してはいなかったんです。ただ、(音響監督の)三間さんや中山監督のセリフひとつひとつへの指導も的確でわかりやすく、それが映画やドラマの演技に通じるところもあって、私なりに頑張って演じさせていただきました。あと、(すでに収録済だった)オールマイトの声も聞こえたので、一緒に戦っているんだ、オールマイトをサポートしているんだ、という気持ちにもなれましたし、TVアニメの“ヒロアカの世界”に入れたというのもすごく嬉しかったですね。



―最後にヒロアカ7期を、「“個性”無き戦い」をご覧になったファン・視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。


私もいちファンとしてすごく楽しみにしていた最終決戦に、まさか私自身が出演させていただけるとは思っていませんでした。FINAL SEASONも発表されましたし、私が言うのもおこがましいのですが、放送を、一緒に楽しみに待っていただけるとありがたいです。

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