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キャストスペシャルインタビュー

サー・ナイトアイ役 三木眞一郎さん インタビュー サー・ナイトアイ役 三木眞一郎さん インタビュー

―オーバーホール役として「ヒロアカ」に参加することとなっていかがでしょうか?


作品の名前はいろんなところで聞いていました。すごく人気があり、さらにキャラクターもたくさん出てくるという話も聞いていたので、「いいなー、出たいなー」って思っていました(笑)。そんな中、ありがたいことにオーバーホール役のお話をいただいたんです。デザインを見て、すごく立ってるキャラクターですし、別の作品の現場で山下(大輝)くんが「津田さん… このキャラめっちゃ強いっす!」って話してくれて、周囲の反応を見てもすごくありがたくて、嬉しかったですね。



―オーバーホールは3期のラストからの登場でしたね。


これがまたすごく印象の強い登場の仕方で、ビッグ3の登場も相まって、そこからファンの皆さんの気持ちが次に向けてグッと盛り上がった印象もありましたし、演じる側として身が引き締まりました。



―オーバーホールを演じるうえでのポイントは?


最初自分でイメージを作って持って行ったんですが、僕の演技がちょっと濃すぎたらしくて(笑)。「神経質なんだけど知性を感じさせる」といった感じの演出をいただきました。ただスイッチが入ると苛立ちというか怒りをハッキリ出したりもするので、クールなんですけど振れ幅は広い人間だと思います。


―「ヒロアカ」の現場の雰囲気はいかがですか?


初めて現場に行った時点で3期の終盤でしたし、出来上がっている面もあるんですが、和やかでありつつもどこか緊張感も走っている、バランスのいい現場だなと感じました。今ではオーバーホールの演技も含め、自分に馴染んできていますね。それと、「ヒロアカ」はジャンプ作品ということもあって、もうすこし明るいというか、真っすぐなイメージを持っていたんですが、もちろんそういう側面はありつつも、より複雑で、現代社会に親和性の高い、その匂いが立ってくる物語だなぁと感じていて。ダークな面も含めて、それがどこかピリッとした雰囲気も作り出すんじゃないかなと思います。



―オーバーホールはカリスマ的な魅力のある敵<ヴィラン>ですが、津田さんご自身は「ヒーロー」と「敵<ヴィラン>」どちらに魅力を感じますか?


敵<ヴィラン>ですね。僕は役柄では敵<ヴィラン>街道まっしぐらで来たんで(笑)。悪役というか敵<ヴィラン>の魅力は、振り幅の大きさ、それとルールに縛られない自由度の高さが演じていて面白いって思います。正義と悪、ヒーローと敵<ヴィラン>は表裏一体であって、ヒーローと同じように敵<ヴィラン>にもダークサイド側としての強い信念があるケースが多くて、それが正義側よりも深かったりして、ヒーローの大きな壁になっていく。戦いの強さと同じくらい精神の強さという部分があるので、そういうところは演じ甲斐がありますね。


―さらにオーバーホールは恐ろしい“個性”の持ち主です…。


敵<ヴィラン>名の「オーバーホール」にあるように、「分解・再生」ですから。これをどう駆使して戦うのか、デクたちの前にどう立ちはだかるのか、自分も楽しみにしています。



―最後に、ファン・視聴者にメッセージを。


いままで応援してきてくださった皆さんの期待に応えられるようなお芝居をできればいいなと思って、収録に臨んでいます。そうですね…… オーバーホールのイメージや思い入れがある方もいるかと思いますので、優しく見守っていただけると(笑)。そしてまだ「ヒロアカ」を見たことがない方も、絶対に楽しめる物語になっていると思いますので、まずは見てみてください。僕はとにかくオーバーホール、治崎の芯を捉えたお芝居を心がけていて、ひとつひとつのセリフやシーンを大事にやっていこうと思います。全力で応援してくれたら嬉しいです。とにかく、見てください!

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