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アフレコレポート公開!山下大輝さん(緑谷出久役)のインタビューも到着!

4月3日(日)よりいよいよ放送開始となるアニメ「僕のヒーローアカデミア」。3月某日に放送に向けて行われた本編アフレコをレポート。

この日の収録には、主人公・緑谷出久(みどりやいずく)役の山下大輝さんやNo.1ヒーローのオールマイト役の三宅健太さんをはじめとする本編序盤から参加しているキャストに加え、多くのヒーローを輩出する名門・雄英高校の生徒たちを演じるキャスト陣も収録に初参加。雄英の教師陣を演じる諏訪部順一さんと吉野裕行さんの姿も。
“無個性”であることで周囲から馬鹿にされる主人公・出久のバックボーンと、それでも”ヒーローになりたい”という信念を持つ彼の意志の強さと秘められた資質。そして憧れであるオールマイトとの偶然の出会いから始まるの2人の関係。序盤では、物語すべてのスタートとなる出久とオールマイトの2人を中心としたドラマが描かれる。そこから一転し、この日収録されたエピソードは、出久を取り巻く多彩なキャラクターたちが続々と登場。本編での雄英高校のクラスさながら、アフレコスタジオも休憩時間はまるで「学校」のようなにぎやかな雰囲気に包まれた。しかし収録が始まると、こちらも本編の”ヒーロー”を目指す生徒たちの緊張感のある授業シーンのように、キャラクターにそれぞれ真摯に向き合うキャスト陣の演技が展開。長崎健司監督や三間雅文音響監督から細かな演出も入り、原作を尊重しながら丁寧に作品を作り上げていく過程が垣間見えた。もともと「僕のヒーローアカデミア」の原作の読者だったキャストも多く、それぞれのキャラクターをしっかりと作り上げていく。時間いっぱいを使ってこの日の収録は終了。本編への期待感を膨らませる数時間だった。

アフレコ終了後、キャストを代表して、主演の山下大輝さんに話を聞いた。

―第1話からここまで、デク(出久)を演じてきてどうですか?

山下大輝(※以下 山下)
「楽しくてしょうがないです!最初は「どういうキャラクターなんだろう?」「どう演じよう?」という気持ちがあったりしたんですが、だんだんと僕とデクの距離感が近くなってきている気がします。共演者の方とかけ合いをしたり、演出をしていただいたりする中で、「デクってこういう男の子なんだ」というのがわかってきたというか。頭でわかるというより、体でわかってきている。そんな感覚です。」

―デクというキャラクターにスッと入れるようになってきている?

山下
「デクとして立っている時の気持ちというのが、最初より変わってきたと思います。(原作を読んで)自分がもともと持っていた”デク像”、読者の皆さんが作り上げてくれている、長崎監督をはじめスタッフの皆さんが持っている”デク像”が、収録話を重ねていく中で近づいてきているような気がします。演技の上でチャレンジしたりもして、”いろんな人にとってのデク像”に近づけてきてるんじゃないかと思って、回を重ねるごとにどんどん楽しくなってきています。」

―「僕のヒーローアカデミア」のキャラクターは本当に表情が豊かですよね。その中でもデクは特にいろんな表情を見せてくれますが、そのあたりの演技は?

山下
「本当に下から上まで声をすごく使って、デクの表情の幅というか豊かさを表現できたらいいなと思っています。叫び声だったり、あえてすごく引いた声だったり、息を吸った時の声を出してみたりとか、自分なりに工夫をしています。日頃、いろんな人の声や音を聞いた時、「この声はああいう表情の時に使えるかも」とか考えたりしてますね。」

―序盤は三宅健太さん演じるオールマイトとの関係がグッと描かれますね。三宅さんとの演技はどうですか?

山下
「最初はとにかく必死でした。デクにとって憧れの存在だしその気持ちもしっかり出さないと!と思って。そんな中で、三宅さんが演じるにつれてさらにどんどんオールマイトになっていくんです!原作を読んでいて「オールマイトのこのセリフはどんな風に聞こえるんだろう?」というワクワク感があったんですが、そんなオールマイトのあの存在感が声だけで伝わってきます。」

―山下さんのデク同様、三宅さんもオールマイトに近づいていっているんでしょうね。

山下
「そうなんです!それと、三宅さん演じるオールマイトだけじゃなくて、ひとりひとりのキャラクターを、演じるキャストさんだけではなくみんなでじっくり作り上げていっている、そんな気がします。全員がとにかくこの作品を好きなんだというのが伝わってきます。スタッフの皆さんも「これでいいんじゃない?」というような曖昧なことはなくて、妥協せずに向き合ってくださっている。やるからには100%をやる!というのが現場でひしひしと感じられますね。」

―本作の制作の方針として、原作を損なわない、原作のあの楽しさをアニメとして表現するというのがあります。

山下
「それはすごく感じます。大切に大切に作っているんだなと。漫画ならではの楽しさや表現があって、それを映像だったり音楽だったり声だったり、アニメならではのもので表現をして。原作がある作品で、その原作をしっかり丁寧にアニメにしているのに、それでも映像ひとつひとつに、キャラクターひとりひとりに本当に広がりがあって、新しい発見があるんです。収録していてすごく楽しいです!」

―最後に、放送を待っている皆さまにメッセージをお願いします。

山下
「皆さんそれぞれいろいろな作品の見方があると思いますが、ただ純粋に、まず第1話を見ていただければと思います。少年心が沸き上がるというか、そんなワクワクドキドキするような気持ちになると思います。それに個性豊かなキャラクターがたくさん出てきますので、きっと好きなキャラクターも見つかるはずです。物語に熱くなったり、バトルで興奮したり、キャラクターを応援したり、それぞれの楽しみ方で楽しんでいただけたら嬉しいです。僕たちも全力で愛情を持って、毎回の収録に喉がつぶれそうになりながら頑張っていますので、ぜひご覧ください!」

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